2012年、CD消滅予想に思うこと

2011/10/23付けでSide-Line Music Magazineというサイトに
"CD-format to be abandoned by major labels by the end of 2012"
と題された記事が出ています。

主要な音楽レーベルが2012年末までにCDの販売から撤退し、iTunesなどのダウンロード/ストリーミングに集中する計画だ、ということです。

この話自体は「遅かれ早かれそうなるだろう」という誰もが持っている予想に一つの時期が明示された、というだけの話に過ぎないかもしれまんせんが、正直私はもう少し先のことだろうと考えていたので少し驚きました。

しかし、ダウンロード/ストリーミングでしか音楽や映画が入手できない、となると、私には心配なことがあります。

音質についてはいずれはCD以上のロスレスHD仕様が主流になるに違いないので、あまり心配していません。
(今後、CD以上の音質フォーマットを普及させる手段はネット配信が最有力だと思います。)

むしろ、私の心配は国や地域による境界が強化されるのではないか、ということにあります。

例えば、現在HD音源の配信を行っているHDtracksで購入するためにははアメリカ国内在住でなければなりません。
日本のe-onkyoも海外ユーザーへの配信はしていないと思います。

映画についてもいずれネット配信が主流になるでしょうが、その時、このような制限が現在のDVD/BDのリージョン・コード以上に強力な障壁となるのではないか、ということが気がかりです。
(最近日本でもサービスを始めたHuluも、アメリカ本国のサービスを日本から利用することはできません。)

私の音楽/映画の物理メディア(CD/LD/DVD/BD)コレクションの、おそらく半分程度は輸入盤です。
価格や品質の差ならば国内盤で我慢するという選択肢もありえるでしょうが、日本国内では発売されていない商品の場合にはどうしようもありません。

DVDのような物理メディアの場合にはいくらでも輸入する方法がありますし、リージョン・コードのようなプロテクションにも合法的な対抗手段があります。
しかし、ネット上でブロックされてしまうと、順法ユーザーには手出しできなくなってしまいます。

なんとか解放的な市場ができてほしいものだ、と思います。


[2013-01-01追記: 結局、主要レーベルのCD撤退は2012年には実現しませんでしたね。私にとっては幸いでした。]





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