『ミクロの決死圏』US版BD

だいぶ前に注文した『ミクロの決死圏/Fantastic Voyage』(1966)のUS版BDが、ようやく届きました。


このタイトルについては、日本版の仕様と、海外盤の仕様に関する情報をあちこちで収集した結果、
各国版ともメニュー言語による違いだけで中味は同じという方式に違いない、
とほぼ確信したので、その確認の意味もあってUS版を入手しました。


パッケージ
画像

画像

例の穴あきの「エコ」なケースです。
フニャフニャして頼りないし、ヒンジ部分が切れていたので、この撮影後に市販のケースに入れ替えました。

封入物はありません。


リージョンコード

パッケージにはAとだけ記されているのですが、
Blu-ray comDVDBeaverではリージョンフリーだとしています。
特にDVDBeaverは実機で確認していると明記していますので、実際はフリーだと思います。
(いずれにしろ、日本で再生するのには問題はないのですが。)

なお、UK版はパッケージにもA/B/C(つまりフリー)と明記されています。
こちらのページでカバー写真下の"Back"というリンクをクリックすると、大きな画像が見られます。

US版のカバーアートは、日本版やヨーロッパ各国版とちょっと違ってます。


見た目だけなら「オプティカル・エンボス仕様アウターケース」が付く日本版が、高級感があって一番良いのでしょうが、
US版の方が公開当時のポスターに近く、製作された時代の雰囲気が出ているので、これも悪くないと思っています。


WinDVDで再生できない

PCで再生しようとしたところ、問題にぶつかりました。

ディスクを挿入後、20世紀フォックスのロゴが出て数秒で再生が止まってしまいます。

これと同じ症状は、やはりFox発売の『スカイフォール』の日本版BDでも経験しましたが、
その時と同様に、PowerDVDでなら問題なく再生できました
(プレーヤーのバージョンなどにもよるのかもしれませんが、『スカイフォール』については同じ症状について書いている人がネット上にも[英語圏を含め]かなりいましたので、私の環境だけの問題ではないはずです。)

自分が見るためにはこれで一応解決なのですが、
困ったことに(私の環境では)PowerDVDの画面キャプチャができません。

WinDVDもPowerDVDも、プレーヤー自体にはBDの画面キャプチャ機能は無いのですが、WinDVDの場合は外部のソフトで取り込むことが可能なので、このブログなどではそれを使ってきました。
しかし、技術的な理由はわかりませんが、PowerDVDではこれも不可能なのです。

したがって、今回はメニュー等のキャプチャ画面を例示することが出来ませんので、私の記述を信用していただくしかありません。

(キャプチャ画面を見たい方にはDVDBeaverのレビューをお薦めします。)

[2014-09-19追記: 前記の問題を回避できるようになったので、
キャプチャ画像をこちらに追加しました。]


メニュー言語による言語仕様の違い

ということでPowerDVDのメニュー言語を日本語に設定して再生すると、
予想通り日本語のメニューが表示されました。
メニューの内容は

- 音声
-- 英語 dts-HD MA 5.1
-- 英語 dts-HD MA 1.0
-- 日本語 dts SR 5.1

- 字幕
-- 日本語
-- 英語
-- 字幕オフ

上記の内容は、Foxの公式サイトで記述されている仕様と一致します。

次に、英語メニューを表示させると、下記のとおりで、
こちらには日本語の音声・字幕は含まれていません。

- 音声
-- 英語 dts-HD MA 5.1
-- 英語 dts-HD MA 1.0
-- スペイン語 DD 1.0
-- フランス語(ケベック) DD 1.0
-- フランス語 dts 5.1
-- カスティーリャ語 dts-HD MA 1.0
-- ドイツ語 dts 5.1
-- イタリア語 dts-HD MA 1.0
-- 音声解説 *1
-- 音楽のみ *1

*1: 後述の「特典」メニューからアクセスできるものと同じです。

- 字幕
-- OFF
-- 英語SDH
-- スペイン語
-- フランス語
-- カスティーリャ語
-- オランダ語
-- フィンランド語
-- ドイツ語
-- イタリア語
-- ノルウェー語
-- ポルトガル語
-- スウェーデン語


メニュー言語による特典内容の違い

日本語メニューで表示される特典は

- オリジナル劇場予告編&TVスポット集
-- すべてを再生
-- オリジナル劇場予告編
-- TVプロモーション
-- TVスポット1
-- TVスポット2

これだけです。これも、、Foxの公式サイトの記述どおりです。

しかし、英語メニューでは、上記に加えて以下の特典にアクセスできます

- ラヴァ・ランプとセルロイド - 『ミクロの決死圏』の特撮へのトリビュート (17:40)
基本的にはリチャード・エドランドクレイグ・バロンという、二人の特撮監督のインタビューです。時折製作風景やスケッチなども見られます。

- 渦巻場面: ストーリーボードから完成まで(2:22)
ストーリーボード、ストーリーボードと完成画像の比較、完成画像の三種をマルチアングル機能で切り替えて見ることができます。

- 映画音楽史研究家ジェフ・ボンドの音声解説
これはあまり面白くないです。私にとっては初耳の情報も時折混じってはいるのですが、画面で起きていることをただそのまま喋っている部分が多すぎるし、喋り方がなんとなく疲れているような、やる気の無い感じなのも困ります。この内容なら、全編に付ける解説ではなく、別な形で収録して欲しかったです。

- 音楽のみの音声トラック
『ミクロの決死圏』は開始から38分までは音楽が付かないので、そこまではジェフ・ボンド, ニック・レドマン, ジョン:バーリンゲイムの3人の解説が聞けます。(レドマンとバーリンゲイムは『脱走特急』でも同様の特典で登場していました。)
これは面白いです。3人がお互いに刺激し合って熱くなってくる感じが良く、内容も濃いです。ボンドの喋り方も前記の単独解説よりはるかに熱意が感じられます。(こちらを先に収録して疲れたのでしょうか?)
38分以降は、音楽のある場面は音楽のみ(効果音なども無し)、音楽のない場面では普通に本編の音声に戻ります。私は英語字幕意を表示しながらこの音声トラックを聞いていたのですが、ちょっとサイレント映画を見ているような気分になりました。

これをお読みになっている方が本作のBD(どこの国のものでも)をお持ちでしたら、
一度メニュー言語を英語にして再生してみてはいかがでしょうか。
日本版でも、おそらく上記のような特典メニューが表示されると思います。

特に「渦巻場面」は英語がわからなくとも、さほど問題はないのではないでしょうか。

なお、これらの特典は2007年に北米で発売された2枚組DVDの使いまわしですが、DVDに収録されていた静止画ギャラリーがBDにはありません。
BDの容量と品質の兼ね合いでの選択でしょうが、ポスターや撮影されなかった場面のストーリーボードなども収録されていたようなので、惜しい気がします。



収録されているものを隠すのは止めて欲しい

FoxのBDでは過去にも、英語メニューで表示されている特典が日本語メニューには表示されない、という例がありました。
『ファーゴ』『脱走特急』など。)

以前、『カジノロワイヤル』(1967)のBDなどで、日本語字幕を付けずに特典を収録して批判されたので、それならいっそ特典ごと隠してしまえば文句も出ないだろう、という判断をしたのかもしれませんが、こういうことは止めて欲しいものです。

特典の日本語字幕を製作するのはそれなりにコストや時間のかかることでしょうし、発売のタイミングといった問題もあるのかもしれませんが、他社はそういう手間をかけて発売しているのだし、Foxだけできない、ということはないはずです。


(各国版の仕様についてはわかる範囲でこちらにまとめておきましたので、ご覧になって頂けるとありがたいです。)




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