『サイレント・ランニング/Silent Running』UK版BD



発売は2011-11-14なのでかなり前の商品ですが、本作のBD化は私の知る限り現在でもこれらUK版のみです。
[2015-01-28追記: 北米版BDが2015-04-07に発売予定です。

]

通常パッケージ版(といってもそちらも限定版)とさほど違いない価格でスティールブック版の新品がアマゾンUKのマーケットプレイスに出品されていたので、購入ました。
(1ポンド=177円ほどになってしまったので、送料と合わせて2600円弱でした。)

特にスティールブックが好きで集めている、というわけではありませんが、どうせなら通常パッケージよりはちょっと「特別」な感じがするものが欲しい、というコレクター的傾向は私にもあります。


パッケージ

外側

シュリンクラップ開封前。
画像

画像

仕様などが書かれたオレンジ色の紙はスティールブックに四箇所で糊付けされており、破かずに剥がすのにちょっと手こずりました。
画像

画像


内側
画像

画像



ブックレット(48ページ)

  • ダグラス・トランブルの私的コレクションから提供された写真やアートワーク

  • スタッフの回想(撮影監督チャールズ・F・ウィーラー, コンセプト・デザイナーウェイン・スミス, 作曲家ピーター・シッケル)

画像



基本仕様

リージョンコード: B
映像: 1.85:1 1080p AVC
音声: 英語 dts-HD MA モノ
字幕: 英語SDH (非表示可)
時間: 90分
発売元: Eureka! Entertainment

メニュー(動画)

画像

画像


細かいことですが、メニューに映像特典の時間が表記されているのが嬉しかったです。

少なくとも私の場合、映画を見るのは夜の遅い時間になるし、本編を見終わった後に続けて特典を見るかどうか判断するために、その長さがわからないのは不便です。
いつもは、とりあえず再生を始めてプレーヤーに残り時間を表示させることで判断しているのですが、そういう手間が省けるのは大変嬉しい。

DVD時代からずっとこうして欲しいと思っていたのですが、実際やっている商品に初めて出会いました。Masters of Cinemaの商品を見たのはこれが初めてですが、他もこうなっているのでしょうか?ぜひそうであってほしいですし、他社も倣って欲しいものです。


特典

  • ダグラス・トランブルとブルース・ダーンによる音声解説(2000年録音)

  • 音楽と効果音のみの音声トラック(dts-HD MA モノ)

  • メイキング・ドキュメンタリー(1972年, 50:00)

  • ダグラス・トランブルに関するビデオ2種(2001年, 31:00, 5:00)

  • ブルース・ダーンとの会話(11:00)

  • オリジナル劇場予告編(3:00)


Blu-ray.comのレビューなどによると、収録された特典はほぼ2002年にアメリカで発売されたDVDに収録されたものと同じようです。


特典はどれもとても面白かったです。

最近のBD/DVDに収録されているメイキングなどは、その種の映像特典が当たり前になってしまったせいか、どうも流れ作業で作っているような手軽さを感じますが、ここに収録されたメイキング等はまだ作り手の熱意とか製作意図が感じられますし、情報も豊富です。

トランブルの仕事には興味があるが、この映画自体はそれほど好きではない、という人でも特典だけのために買う価値があると思いました。

この映画の熱心なファンの方ならとうにご存知の話かもしれませんが、
個人的に面白いなと思った話としては:
  • 完全なインディペンデント映画である『イージー・ライダー』がヒットしたことに驚いたユニバーサルが「低予算(100万ドル以下)で、若い映画監督に何も口出しせずに自由に撮らせてみる」という試みで5本作ることになり、『サイレント・ランニング』もその一つとして実現した。
    (他の4本が何かについては情報源によって多少違ったことが書かれているのですが、ピーター・フォンダの『さすらいのカウボーイ』、デニス・ホッパーの『ラストムービー 』、ミロシュ・フォアマンの『パパ/ずれてるゥ!』は共通しているようです。)

  • 宇宙船のデザインはトランブルが大阪万博で見た「日本人建築家による印象的な塔」が元になっている。

  • 船内で使われているカートはトランブルの友人の日本人デザイナーがカワサキで作ろうとしていたものが元になっている。当初はそれを使うつもりだったが間に合わなかったのでトランブル親子が独自に製作した。

  • ブルース・ダーン以外の3人はダーンが推薦した役者をそのまま採用した。

  • ドローン(ロボット)が全く動かない場面でも、ブルース・ダーンはその中に「相手役」が入っていることを強く求めた。



なお、DVDBeaverのレビューでもキャプチャ画面が見られます。
[2015-04-09追記 :DVDBeaverのレビューにUS版BDが追加されました。
キャプチャ画面の比較が見られます。]

[2015-07-17追記: 日本版BDが2015-10-08発売予定だそうです。

発売元の商品情報ページによると、
UK/US版の特典は全く収録されないようです。
『日曜洋画劇場』版の日本語吹替えと若干の封入特典があるので
やっつけ仕事ではなさそうですが、価格設定には見合わないと思います。]

[2016-06-10追記: フランス版が2016-07-06に発売予定です。

「メディアブック」スタイルのBD+DVDコンボ。
ブック部分は74ページで、フレデリック・アルベール・レヴィの記事と、アーカイヴ写真を収録。
リージョンB。音声は英語とフランス語(ともにdts-MA 2.0 モノ)。字幕はフランス語のみ。
特典はメイキング(52分)、ブルース・ダーンのインタビュー(10分)、トランブルの過去・現在・未来(5分)、トランブルが語る『サイレント・ランニング』(30分) (以上オリジナル音声)。
特典内容はUK版の方が上だと思いますし、ブック部分はフランス語が読めないとあまり意味が無いでしょうが、
DVDFrなどの画像を見ると、パッケージ自体はなかなか魅力的です。]
[2016-07-21追記: フランス語のサイトにレビューが掲載されました。]











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック