『尼僧ヨアンナ』UK版DVD(リストア版)

"Matka Joanna od aniolów"
UK版題名: "Mother Joan of the Angels"


紀伊国屋書店から出ている日本版DVDがえらく高いので廃盤なのかと思ったら、元々そういう価格なのですね。


100分ちょっとの映画で特典もないDVDに4000円以上出すなど現在の私には考えられません。(この条件なら2500円が上限です。)

ということで、UK版DVDを選択しました。
発売元は前回の記事で取り上げた『イカリエ-XB1』と同じSecond Runです。

送料と合わせても1600円程でした。
日本語でも英語でもない言語の映画を英語字幕で観る、というのはいささか辛いのですが、この価格差は大きすぎます。


基本仕様

リージョンコード: フリー
画像: PAL 1.33:1
音声: ポーランド語 モノ
字幕: 英語(非表示可)
時間: 105分
発売日: 2012-05-28

なお、Second Runは2005年にも本作のDVDを発売しているので、
今回の版は"Restored Version"(リストア版)として区別されています。


パッケージ
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アートワークだけならば2005年版DVDの方が個人的には好みなので、少し残念です。


フランス版DVDのカバーはちょっと微妙。




ブックレット(20ページ)
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- マイケル・ブルックによる、イェジー・カヴァレロヴィチ監督の経歴

背景となる当時のポーランド映画界の状況も多少は知ることができるので、助かります。

- 映画研究家デイヴィッド・ソーファ博士によるエッセイ

こちらは作品分析。
元になった歴史的事実とそれに関する様々な文書、ケン・ラッセルの『肉体の悪魔』、ウィリアム・フリードキンの『エクソシスト』との比較、など。

一部は発売元のサイトに掲載されています。


特典: マイケル・ブルックの解説(21分)

時折本編映像が挿入されますが、映像特典にしなければならない必然性はあまり感じません。
ブックレットに収録でも良かったように思えますが、おそらく映像特典があった方が売るのに有利という計算なのでしょう。
ただし、ブルックが語る内容は興味深かったです。


画質

たいへん良いと思いました。
パッケージには、オリジナル素材から撮影監督イエジー・ヴォイチックの監修の下に新たにHDでリストアされた、というようなことが書かれています。
HDでリストアした素材があるならBDも出してくれ、と言いたくもなりますが、Second Runは今のところDVD専門のようです。

DVD Beaverのレビューでは、同社の2005年版DVDに比べて劇的に改善している、と書かれています。
ページの下の方に新旧両DVDのキャプチャ画像が比較されていますので、参照されることをお薦めします。

私自身は、このキャプチャ画像から受ける印象よりも実際の画質は良いと感じました。

ということで今回はキャプチャ画像を貼る必要はないと思いますので、
英語字幕の表示例だけ示しておきます。
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ご覧のように黒い縁取りのあるフォントで、大きさも妥当ですし、字幕自体には読み難さは感じませんでした。


 





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