切り裂きジャック関連Pt.4: "From Hell"(2001), 他

Time After Time / タイム・アフター・タイム (1979)

これは有名ですよね。
切り裂きジャックとH・G・ウェルズ、そしてタイムマシンの組合せがいかにも監督のニコラス・マイヤーらしい設定なので、別人の原作だと知った時は驚きました。

本作は映画館で見ただけで、DVDなどは所有していません。
DVDのカバーアートは現行の主演二人の写真より、昔のイラストの方が好きです。


BDはまだどこの国でも出ていないと思いますが、その際にはイラスト版を採用してほしいものです。





From Hell / フロム・ヘル (2001)



これはとても好きな作品です。
何か、妙に繰り返し見させる力がある。

私はミステリ系の物語の中に恋愛ドラマが入ってくることをあまり好みません。
前出の"Jack the Ripper"でも登場人物の一人がアバリン警部の元恋人という設定が出てくるのですが、これは余計な感じがしました。

しかし、"From Hell"はそれが作品の核となってうまく生きていると思います。
一部のレビューでアバリン警部にはジョニー・デップよりもう少し年長で重みのある役者の方が良かったのでは、といった意見も見ましたが、私はこの作品にジョニー・デップを得られたのは大きな幸運だった、と思います。

概ね良いキャストに恵まれた作品ですが、中でもロビー・コルトレーンのゴドリーが良いです。彼のアバリンに対する態度は見ていてとても興味深い。
私はこの映画を何度も繰り返し見ていますが、コルトレーンの演技をを見たい、というのが最大の理由になっています。
最後の場面でゴドリーが見せる態度こそ、この映画のハートだと思います。
(その意味で、特典映像に収録された別バージョンのラストには驚きました。
製作者たちの「このラストではダメだ」という判断に感謝。)

この作品はUS版DVDは持っていますがBDはまだ持っていません。






最後に


もう一作品、ぜひ触れておきたいものがあるのですが、それは「切り裂きジャック関連作品」と呼んでしまうだけでネタバレになってしまう、という性格の作品なので、名指しは避けます。
(この作品は日本でもDVDが出ており、現在でも比較的容易に入手できると思います。)

ホワイトチャペルの事件とは無関係の事件を描きながら、最後に犯人が切り裂きジャックだったらしいという可能性を強く示唆して終わる、という構成を、私はとても気に入りました。
勘の良い方ならもっと早くに推察できていたでしょうし、私自身も途中で「何だか話が切り裂きジャックみたいになってきたな」と思っていたにも関わらず、その結末には単純に驚いたものです。


なお、今回の一連の記事を書くにあたり、リンクを貼ったサイト以外に、
"Saucy Jack - A Ripper of a Blog"というサイトを大いに参考にさせて頂きました。




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