Arrow Videoから発売の日本映画のUS版BD

イギリスにArrow Videoという、ちょっとマニアックなBD/DVDの発売元があります。
(このブログでもArrow発売の『世にも怪奇な物語』のBDを取りあげたことがあります。)

Arrowは比較的最近アメリカ部門を設立し、直接アメリカ版BDを発売するようになりました。

ArrowのUK版BDはリージョンBである場合が多いので、
リージョンAのUSA版BDが発売されることになったのは
日本からの購入者にとっては朗報でしょう。

そのUSA版BDの中に日本映画がいくつかあったので、
対応するUK版とともに以下に挙げます。

  • みな殺しの拳銃 (1967)
    Massacre Gun
    USA 発売日: 2015-04-07
    UK 発売日: 2015-04-06


  • 縄張(シマ)はもらった (1968)
    Retaliation
    USA 発売日: 2015-05-12
    UK 発売日: 2015-05-11

  • 怪談昇り竜(1970)
    Blind Woman's Curse
    USA 発売日: 2015-04-21
    UK 発売日: 2014-03-31


  • カタクリ家の幸福(2001)
    The Happiness Of The Katakuris
    USA 発売日: 2015-06-16
    UK 発売日: 2015-06-22

  • 野良猫ロック コレクション -
    女番長(1970)/セックス・ハンター (1970)/マシン・アニマル (1970)/ワイルド・ジャンボ (1970)/暴走集団'71 (1971)
    Stray Cat Rock (Delinquent Girl Boss, Wild Jumbo, Sex Hunter, Machine Animal & Beat '71)
    USA 発売日: 2015-07-14
    UK 発売日: は2014-11-03 (既に売り切れ)



『怪談昇り竜』『カタクリ家の幸福』は日本ではまだBD化されていませんし、
『みな殺しの拳銃』『縄張(シマ)はもらった』はDVDさえ出ていません。

ArrowのBDは、特典も豊富で作品に対する敬意が感じられ、
イギリス版のCriterion Collectionといった赴きがあります。

Criterionとよく比較されるイギリス版としてはMasters of Cinema (MOC)があります。
MOCはアカデミックな雰囲気と名作志向なところは似ていますが、特典の面ではいささか見劣りがします。

Arrowは、MOCやCriterionよりもB級映画志向が強く、
その意味ではアメリカで言えばむしろShout! FactoryBlue Undergroundの方が性格が近いのでしょうが、
それでもCriterionと重複する作品がいくつかあり、
中にはCriterion版を上回る特典が収録されているものさえあります。

  • 男の争い (1955)
    Rififi / Du rififi chez les hommes

  • バンデットQ(1981)
    Time Bandits


  • ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981)
    Thief



  • ミッドナイトクロス(1981)
    Blow Out


  • 殺しのドレス(1980)
    Dressed to Kill


以前は、ある作品がCriterionで出ていたらそれを買えば間違いない、と単純に考えていたのですが、
最近ではしばしば、あえてArrow版を買ったり、迷った挙句に両方買ったり、などということさえあります。

なお、ArrowのBDは数量限定生産である場合も多いので、注意が必要です。

参考: Arrow VideoのYouTubeチャネル








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