『決死圏SOS宇宙船』(1969) - DE版BD/スティールブック

決死圏SOS宇宙船 (1969) - 限定版スティールブック
Journey to the Far Side of the Sun
Doppelgänger
Unfall im Weltraum

DE: 2016-09-22



  • 基本情報
    • BDx1

    • リージョンコード: B

    • 音声: ドイツ語 / 英語: 両方とも LPCM 2.0 モノ (48kHz/16bit 1.5Mbps) [*1]

    • 字幕: ドイツ語 / 英語

    • 本編時間: 102分

    • 発売元: Koch Media

    *1Koch Mediaでは dts-HD MA 2.0 と記述されていますが、
    BDプレーヤーで確認したところLPCMでした。


  • パッケージ
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  • メニュー

    以下のメニュー画面はプロジェクターでスクリーンに投影した映像を
    ディジタルカメラで撮影したものです。
    やや左下から仰ぎ見る形になっているので、歪んでいます。
    • トップ
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      • 本編スタート

      • チャプター

      • セットアップ

      • 特典


    • チャプター
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      カーソルを移動するごとに上に表示されている
      チャプター・タイトルが変わりますが、
      ドイツ語なので私にはあまり意味がありません。

    • セットアップ
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      • 音声: ドイツ語 / 英語

      • 音声解説: ジェリー・アンダーソン(製作/脚本) - 英語音声 (字幕無し)
        (内容については後述します。)

      • 字幕: ドイツ語 / 英語 / 無し


    • 特典
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      以下の画像はMacGo BD Playerでキャプチャしました。
      • ドイツ版本編 (SD, 97:07分, ドイツ語音声: dts 2.0 モノ, 字幕無し)

      • イギリス版から別バージョンの場面 (SD, 2:25分, 英語音声, ドイツ語字幕)
        ドイツ版でカットされた場面のようですが、ドイツ版を見ていないので確認できていません。
        主人公が記憶を調べられている間にそれまでの出来事の断片がモノクロで示される部分です。

      • ドイツ版オープニング・クレジット (SD, 2:21分)
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      • イギリス版オープニング・クレジット (HD, 2:27分)
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      • 英語版予告編 #1 (SD, 3:03分, 英語音声, 字幕無し)
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      • 英語版予告編 #2 (SD, 0:58分, 英語音声, 字幕無し)
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      • 静止画ギャラリー (HD, 53枚)


  • 本編画像 (英語字幕表示例を含む)

    MacGo BD Playerでキャプチャしました。
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  • 画質・音質

    全体的には特別に良くも悪くもないと思いますが、
    実写部分の色味が薄い気がします。
    衣装や家具類など、結構華やかな色使いをしていると思うのですが。

    また、40インチを超えるようなサイズの画面では
    粒状感が目立ってちょっときついです。

    音声は英語しか聞いていませんが、
    これも特に良くも悪くもないと思います。

  • 音声解説の内容

    これは大変興味深い内容でした。
    製作上の様々な問題についてあからさまに語っているのが特に印象的です。

    黙り込んでしまう部分もほとんど無く、そういう場合でも時間は短いです。
    静かな語り口の割には聞き取り易いのも助かります。

    以下に、印象に残った点をいくつか箇条書きにします。
    (なお、この解説中、アンダーソンはこの映画のオリジナルの題名は
    "Doppelgänger"だったと言い、一貫してこの名で呼んでいます。)

    • ロバート・パリッシュ(監督)は、
      初対面では自分はアンダーソンのTV番組のファンで、
      この映画の監督を任されたことは光栄だ、と言っていたが、
      撮影を始めるとアンダーソンとの間ではトラブル続きだった。

      パリッシュは脚本にある場面を勝手に「不要」と判断して撮らない、
      というようなことが度々あったため、
      撮影中アンダーソンはずっと近くに座って、
      彼が「この場面は撮らない」と言う度に
      「撮らないと契約違反だ」と告げることになった。
      するとパリッシュはスタッフに
      「聞いたか?ボスがああ言ってるから、撮ることにするぞ」
      と言って撮影をした。

    • パリッシュは宇宙空間を飛行中の船内を、
      まるで嵐の中を飛行機が飛んでいるような描写で撮影した。
      アンダーソンは「真空中をスムーズに飛んでいるのだから」
      と説明して撮り直しをさせた。

      この際、アンダーソンは撮影監督のジョン・リード
      「君はSFの撮影にも慣れているんだから、
      こういうミスはちゃんと指摘しておいてくれよ」と言ったが、
      リードは「いや、僕は撮影監督だから、
      監督の指示に従って撮るのが仕事だ。
      その演出に口出しなんかできない」と答えた。
      アンダーソンは「それはそうかもしれないが、
      一方で君は当社の重役でもあるんだから、
      その立場で言えるはずだ」と説得した。

      こういう板挟み的な状況を嫌ったリードは、
      結局21世紀プロを退社することになってしまった。

    • 主役のロイ・シネスについては、
      良い配役だったし演技面でも良かった、と言う一方で
      「人格的には問題があった」と言い、
      「彼は私を嫌っていたし、私も彼が嫌いだった」と言っています。

    • 主人公の妻の役には当初ゲイル・ハニカットが配役されていたが、
      撮影直前になってキャンセルしてきたので、
      急きょ実生活でもシネスの妻である
      リン・ロリングに出演を依頼することになった。

      ところが、彼女は当時妊娠中で、撮影中にお腹が目立ってきたため、
      後の方の撮影では胸から上しか撮れなかった。

    • シャトル「ドッペルゲンガー」の実物大模型は、
      ある会社に外注して作らせた。
      アンダーソンはその出来に非常に満足していたが、
      パインウッド・スタジオに持ち込んだところ、
      「このスタジオで撮るものはこのスタジオで作ったものでなければならない」という、
      当時の労使協定に従って焼却処分されてしまった。

      焼却前の測定値に基づいてパインウッドのスタッフが模型を作り直したが、
      アンダーソンが見るところでは元の模型とは比べ物にならない代物だった。

    • 『謎の円盤UFO』ジョージ・シューウルが演じた
      フリーマンがシリーズの後半で消えたのは、
      ITCのアメリカ側の大物が「あのあばた面の男を外せ」
      と言ってきたからだった。

      後にエド・ビショップはアンダーソンに
      「そろそろ彼に本当のことを教えたらどうか。彼は役者としての自分に何か落ち度があったからではないか、とずっと気にしているようだから」
      と言ったが、アンダーソンは何も言わない方を選んだ。

      「二人とも他界してしまったから、もう話してもいいだろう」と言っています。

スティールブックとしてはあまり魅力的なデザインではないので、
安価な通常パッケージが出るのをずっと待っていたのですが、
いまだにそういうものが出る気配もないし、
販売価格もだいぶ安くなっていたので入手しました。

日本語吹替が収録された日本版DVDも魅力的ではありますが、
私にとっては高額過ぎます。

結局、DE版にしか収録されていないアンダーソンの音声解説が一番の決め手でした。
既に書いたようにこれはとても興味深い内容でしたので、
これを選んで正解だった、と感じています。


関連過去記事
発売情報
スーパーマリオネイションのドキュメンタリー UK版BD: (本作のメイキング映像が少しだけですが収録されています。)


決死圏SOS宇宙船
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