サイレント映画の海外版BD新譜 (Bキートン/Jフォードx2/他)

海外版BDで、これから発売される、
あるいは比較的最近発売されたものから、
サイレント映画をまとめてみました。

仕様の情報は基本的にBlu-ray.com
および発売元に情報があればその記述によっています。

参考として、同じ作品の日本版BDがあればそれも貼っておきます。
日本版BDが無くDVDがある場合は、DVDを貼ります。

  • キートンのカメラマン (1928)
    The Cameraman (The Criterion Collection)

    US (Criterion): 2020-06-16



    • 新規4Kディジタル修復 -
      実施: チネチッタ・ディ・ボローニャ(the Cineteca di Bologna),
      クライテリオン・コレクション(the Criterion Collection), ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros.)

    • 新作の音楽を非圧縮ステレオ音声で収録 -
      作曲/指揮: ティモシー・ブロック(Timothy Brock);
      演奏(2020): ボローニャ市立劇場管弦楽団(the orchestra of the Teatro Comunale di Bologna)

    • 音声解説(2004): グレン・ミッチェル(Glenn Mitchell,
      著書に"A–Z of Silent Film Comedy: An Illustrated Companion")

    • 『キートンの結婚狂』(Spite Marriage, 1929) - キートンが『カメラマン』に続いてMGMで撮った長編映画;
      新規2K修復;
      映画史家による音声解説(2004): ジョン・ベントソン(John Bengtson), ジェフリー・ヴァンス(Jeffrey Vance)

    • 新作ドキュメンタリー "Time Travelers" - 監督: ダニエル・レイム(Daniel Raim);
      インタビュー出演: ベントソン(Bengtson), マーク・ワナメイカー(Marc Wanamaker, 映画史家)

    • "So Funny It Hurt: Buster Keaton & MGM" (2004) -
      映画史家のケヴィン・バーンズロウ(Kevin Brownlow)とクリストファー・バード(Christopher Bird)によるドキュメンタリー

    • 新録インタビュー: ジェイムズ・L・ナイバウアー(James L. Neibaur,
      著書に"The Fall of Buster Keaton: His Films for MGM, Educational Pictures, and Columbia")

    • ブックレット - イモジェン・サラ・スミス(Imogen Sara Smith, 映画批評家)によるエッセイ



  • 誉の名手 (1917)
    Straight Shooting

    US (KL): 2020-07-14



    作品情報
    • 監督: ジョン・フォード(John Ford)

    • 出演: ハリー・ケイリー(Harry Carey),
      モリー・マローン(Molly Malone), ジョージ・バレル(George Berrell)

    • 概要: シャイアン・ハリー(ケイリー)は
      牧場主のサンダー・フリントに雇われて
      農民のシムズ(バレル)を追い出しに来たが、
      シムズ一家を知ることでハリーは彼の側に付くことに決める。
      フリントはシムズの土地を得るために包囲するが、
      ハリーと他の農民たちもシムズに協力して立ち向かうことに…


    商品情報
    • 新規の4K修復

    • マイケル・ガット(Michael Gatt)による音楽

    • 音声解説: ジョゼフ・マクブライド(Joseph McBride, 映画史家,
      著書に "Searching for John Ford: A Life")

    • "Hitchin' Posts" (1920, 監督: ジョン・フォード) - 米国議会図書館所蔵の断片

    • 映像エッセイ: タグ・ギャラハー(Tag Gallagher, 映画批評家)

    • ブックレット - エッセイ: タグ・ギャラハー(映画批評家)


  • 砂に埋れて (1918)
    Hell Bent

    US (KL): 2020-08-25



    作品情報
    • 監督: ジョン・フォード(John Ford)

    • 出演: ハリー・ケイリー(Harry Carey),
      ニーヴァ・ガーバー(Neva Gerber), ジョゼフ・ハリス(Joseph Harris)

    • 概要: 前出の『誉の名手』同様、
      フォード+ケイリーの「シャイアン・ハリー」シリーズの一作。
      ポーカーに絡む撃ち合いの後、法の手を逃れて
      ローハイドにやって来たハリー(ケイリー)は、
      そこでダンスホールで働くベス(ガーバー)と親しくなる。
      が、ベスにほれ込んだギャング団のボス(ハリス)が彼女を誘拐してしまう。
      ハリーは彼女を救い出すために危険な砂漠の横断を決意する…

    参考: IMDb

    商品情報
    • ユニバーサル映画からの新規4K修復

    • 音声解説: ジョゼフ・マクブライド(Joseph McBride, 作家/
      著書に"Searching for John Ford")

    • 過去の音声インタビュー: ジョン・フォード;
      聞き手: ジョゼフ・マクブライド

    • 音楽: ザカリー・マーシュ(Zachary Marsh)

    • 映像エッセイ: タグ・ギャラハー(Tag Gallagher, 映画批評家)


  • ユダヤ人のいない街 (1924)
    The City Without Jews
    Die Stadt ohne Juden

    DE: 2020-07-17
    US (Flicker): 2020-07-28



    日本でも限定的ではありますが公開済みなので、
    作品自体については国立映画アーカイブの記述
    などを参照してください。

    DE版:
    • 詳細なブックレット - 執筆: エルフリーデ・ヤリネク(Elfriede Jelinek)

    US版:
    • リージョンA/B/C

    • BDx1 + DVDx1

    • 新作の音楽: ドナルド・ソーシン(Donald Sosin, ピアノ),
      アリシア・スヴィガルズ(Alicia Svigals, クレズマー・フィドル)

    • Victims of Hatred (Opfer des Hasses, 1923) - ロシアでの民族浄化から
      逃亡したユダヤ人たちについてのセミ・ドキュメンタリー映画。
      (邦題未定。原題の直訳は「憎悪の犠牲者たち」)
      修復: フィルムアルヒーフ・オーストリア(Filmarchiv Austria);0
      製作: Jüdisches Hilfswerk(ウィーンのユダヤ人救済機構);
      音楽(作曲/演奏): ドナルド・ソーシン

    • Conversation with Dr. Nikolaus Wostry, Filmarchiv Austria (2019) -
      ニコラウス・ヴォストリー博士(Dr. Nikolaus Wostry,
      フィルムアルヒーフ・オーストリアの取締役所長)のインタビュー;
      聞き手: マルグリット・フルーリッヒ博士(Dr. Margrit Frölich);
      本作の歴史と今日のオーストリア共和国に遺したものについて論じる。 [*1]

    • Saving “Die Stadt ohne Juden” (2016) - フィルムアルヒーフ・オーストリアのキャンペーン映像;
      本作の修復作業の一部であるディジタル・スキャンについて。 [*1]

    • “The City without…Jews, Muslims, Refugees, Foreigners”
      (ユダヤ人、イスラム教徒、難民、外国人…のいない街) -
      2019年にメトロ映画文化センター(Metro Kinokulturhaus)で
      展示された画像のスライドショー;
      本作の歴史的な文脈や現代への関連性を示す。 [*1]

    • 限定コレクターズ・ブックレット -
      1. 本作の歴史と意義についてのエッセイ - エルンスト・キーニンガー(Ernst Kieninger), アルミン・ロアーカー(Armin Loacker), シンシア・ウォーク(Cynthia Walk)

      2. 本作の修復作業についての記事: アナ・ドブリンガー(Anna Dobringer), 常石史子

      3. 収録された特典についての紹介: マルグリット・フルーリッヒ

    *1: このエディションにのみ収録

    Flicker Alleyの予告編

  • 海底六万哩 (1916)
    20,000 Leagues Under the Sea
    ジュール・ヴェルヌの海底6万マイル

    US (KL): 2020-07-28



    • 音声解説: アンソニー・スライド(Anthony Slide, 映画史家)

    参考: One Hundred Years of Cinemaの解説映像(英語)

  • 仮の塒 (1929)
    The Shakedown

    US (KL): 2020-07-28



    • ユニバーサル映画からの新規4K修復の本編

    • 音声解説: ニック・ピンカートン(Nick Pinkerton, 映画批評家)

    • 音楽: マイケル・ガット(Michael Gatt)

    • ブックレット - エッセイ: ノラ・フィオーリ(Nora Fiore, 映画史家)

    よくわかりませが、完全なサイレントではなく、
    部分的なトーキー映画だそうですが、
    作り方はサイレント映画に近いようなので
    この記事に含めることにしました。

  • 笑ふ男 (1928)
    The Man Who Laughs (Masters of Cinema)

    UK (Eureka): 2020-08-17



    • 初回2000セット限定のO-カード・スリップケース

    • ユニバーサルによる4K修復からの1080p映像

    • バークリー音楽学校による音楽: 非圧縮LPCM2.0(ステレオ)

    • 1928年ムービートーン版の音楽: 非圧縮LPCM2.0(モノ)

    • 新録インタビュー: キム・ニューマン(Kim Newman, 作家/ホラー研究家)

    • 新録の映像エッセイ: デイヴィッド・ケアンズ(David Cairns), フィオーナ・ワトスン(Fiona Watson)

    • Paul Leni and “The Man Who Laughs” (パウル・レニ[監督]と『笑ふ男』) - 製作についてのフィーチャレット

    • 希少な静止画ギャラリー

    • コレクターズ・ブックレット - 書き下ろし記事: トラヴィス・クロフォード(Travis Crawford), リチャード・コームズ(Richard Combs)

    UK版予告編
    US版BDについての過去記事




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